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カテゴリー: ぶどう摘み体験記 | 2005年07月11日 ()
しばらくして、モンパルナスの近くにある駅、DENFERT ROCHEREAU 駅に到着。フランスとかドイツの電車で、降車の際にはボタンを押してドアを開けなくちゃいけないんだということを思い出しながら降りた。みんなが歩いている方へ僕もついていくうちにもう一度券を通すことになる。


「あっ、こっちは乗り継ぎか」と思って、”SORTIE”(出口)の目印を頼りに階段を上っていく。でもどうやって出ればいいのか皆目見当がつかずしばし立ち往生。よく見ると開いても良さそうな透明のボードを発見。多分これだろうと思って、押してみるが開かず、敢えなく退散。開かない自動ドアの前に立ったときのような気まずさを感じた。どうしようと眺めているとマドマゼルがかわいい恰好して”ゴン”と乱暴にその透明のボードを開けて出ていった。「あらー」と思いながらあとに続く。階段を上り外へ。さあ、ホテル探しだ。

外は真っ暗、街頭のオレンジの光がやけに鈍く光っている。空に星はないが静かでくらい夜。地図を頼りにあちこち歩き回るがいっこうに分からない。そばにいた若い三人組に声をかけると、「私ダメ、あなたに任すわ。」と女の子は、男にバトンタッチ。そのかっこいいお兄さん、これ難しいよといった感じで少し悩んだあとに「あの通りをまっすぐ行って、右だ」と教えてくれた。「メルシー」っていってどんどん歩いていく。その辺りは人影も少なく寂しいところだった。信号はだいたい無視してさらに進む。道ばたには、ホンダ、カワサキ、ヤマハ等の大型バイクがたくさんとまっていた。さて、行けども行けどもいっこうに見つからない。それもそのはず、実はさっきの兄ちゃん、俺に間違って教えていたのだ。カフェに入ってそうと分かった。あまりに見つからないので通りがかったカフェで道を聞くことにしたのだ。「やっぱ、まずはなんか注文せないかんね。」と思って、軽快に”UNE BIERE, S'IL VOUS PLAIT ”(ビールちょうだい)と言うが、すかさず「どのビールにするの?」と切り返されてしまった。その時、昔初めて吉野屋に行ったとき「牛丼ください。」って言って恥かいたことを思い出した。今は、ちゃんと「並ちょうだい」って言えるけどね。とりあえず、「どれが美味しいの?」何て聞く余裕は僕には全くなく、予想外の反応にどぎまぎしながら、「い、い、一番右のやつ」と頼んだ。15フラン。そんなに高くはないね(1フランは約20円)。マスターにホテルの場所を尋ねていると、酔っぱらって上機嫌のおっさんと、30くらいの人の良さそうな男の人が寄ってきて、熱心に教え始めてくれた。赤い顔したおやじは「簡単だ!右、左、右だ。」と言ってるが、ちょっとホモが入っているような男の人は、酔っぱらいのおっさんは困るよねーって顔しながら丁寧に教えてくれた。だいたいしか分からなかったけれど、「ウィ、ウィ」と言いながら聞く。お礼に、僕の撮ったお気に入りの写真をプレゼントしカフェをあとにした。


Dogs in France


[2005.07.11(Mon) 00:03] ぶどう摘み体験記Trackback(0) | Comments(0)
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プロフィール

高田耕造

Author:高田耕造

広島生まれの福岡育ち。高校は県立福岡高校。エスカレーター式に福高研修学園に進み浪人生活。その後、震災の年に神戸大学に入学。馬術部に入るも、馬の後ろ蹴りを受け、自分の鈍くささに嫌気がさすとともに馬に申し訳なく、退部する。部活をやめて、内なるエネルギーを学業に注ぐと思いきや、突然実家の福岡までチャリンコでGOー!3日間で福岡に到着。初日に5キロ以上体重が落ちたことに驚愕する。
体力もあり、爽やか青年のかっこいい旅物語のようにも想像されるが(されない?!)そうは問屋が卸さない。ゴール間近の3号線で「ビデオ・ランジェリー葉山」に気を取られ、その瞬間、ガードレールに激突。血だらけになりながら外れたチェーンを修理し、最後の帰路につく。
大学では神戸松蔭女子学院大学でフランス語をマダムたちと学んだ後、ボルドーへぶどう摘みに。このブログはその時の思い出から始まる。

在学中に結婚。はれてヒモとなる。奥さんに手作り弁当を手渡し、「いってらっしゃいまし」の日々。先日、ベリーズに住む友人とチャットをしていて「僕は妻と地球にパラサイト」っていったら素敵な表現だと褒めてくれた!「妻にパラサイト」が素敵?!
んなワケねーか・・・。サッカーのワールドカップ期間中、ベルギー国営放送のクルーたちとベルギーチームとともに日本を巡る。なんちゃってフランス語も時には役に立つ。先日の戦後60年に関するRTBFの取材は僕にとってもかなり勉強になった。
しかーし、リストラの波はヒモにもやってきた。ヒモ解雇。大学院を中退し、2004年から福岡で久留米絣の仕事に従事。
現在はまた神戸に戻ってきました!

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