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カテゴリー: ぶどう摘み体験記 | 2005年07月09日 ()

昨日から全然寝ていない。時刻は、真夜中の3時。村井先生のレポートはいっこうに終わらない。空港までのリムジンバスが早朝の6時発だから、タイムリミットは多く見積もっても2時間半。でもきっと終わるはずだ。必死にキーボードを叩く。あっ!洗濯をしなきゃ。慌てて、洗濯機を回し、再びパソコンへ。鳥のさえずりが聴こえてきた。もう朝だ。


いかん、大事なことを忘れるとこやった。エッチな本を


捨てないかん。もし僕の飛行機が落ちて「ご子息の遺品です。」っていって家族にエロ本が渡されたら僕も成仏しづらいけんね。それはそうと、もう5時10分やんけ。もうレポートはダメだ。用意してもう出ないとフランス行きがぱーになる。


トイレに行き、ふと洗濯物を干していないことに気づく。フランスに持っていくものの用意もあわせてやり始める。このときまだ荷物もつくっていなかったなんて・・・
後輩で、ウルフルズのボーカル、トータス松本に似た高橋君を起こしにいく。彼にバイクで三宮まで送ってもらうのだ。トータスは試験中だし一限から学校があるのに・・すまん、でも起きてくれ。うわー寝起き最悪。機嫌を直すためか、いらないので処分したかったのか、分からないが彼に「萩原コーヒー」の余りをあげた。


いざ出発。タイムリミットまであと20分もない。眠いながらも、ここで事故ったらおしまいだと慎重に運転する。何とかバスに乗り込み一安心。バスの乗り場も2、3日前まで実は知らず、家庭教師先の誠君にちらっと聞いていただけだった。そんなことを湾岸線を軽快に走り抜けるバスの中で考えながら、「ほんとよく乗れたよ。」と心底ほっとした。


未来都市を想わせる湾岸線から関西国際空港の方へ右へ大きくカーブし、海の上の道をバスは凄いスピードで走る。関空につくと、「場違いなところへ来てもーた。」って思いながら辺りをキョロキョロしていた。そのうち自分がサルに見えてきたので、なれてるんだぜってふりして喫茶店に入ろうと思ったが値段の高いこと。徹夜だし金はないしで、朝食は缶コーヒーで済ますことにした。


長いこと待って、ようやくチェックインを終え、ゲートの方へ向う。持ち物チェックのところで、金属反応を調べるところをくぐると「キンコンキンコン」。ブレスレットなどを外したりしても「キンコンキンコン」「キンコンキンコン」「キンコンキンコン」。何回でも鳴った。お兄さんに隅々まで調べられてちょっと参った。「ベルトの下まで手ば入れることなかろーもん。」と思った。股の間もベルトの下も、とにかく全身さわられた。


搭乗(ボーディング)までは時間がだいぶんあったので、ゴールドカードを調子に乗ってちらつかせ(じつはおそるおそる)VISAのラウンジでくつろぐ。みんなスーツでバリッときめているのに、汚い若造が入ってきてラウンジのおねーさん、困ったやろーね。


飛行機に乗り込んでもフランスへ行くという実感が全然わかない。何がこの先起こるんだろうといった不安も期待もなくただ乗っているだけだった。30時間ぐらい寝てないから相当疲れていたんだろうか。離陸するとき、以前感じたような怖さはなく、どうなっても良いと思っていた。まともな状態で飛行機に乗り込んでないので相当に投げ遣りだっだと今にして思う。


機内で隣になった男の子は19才のフリーター。プロヴァンスヘ3カ月あてのない旅に行くそうな。バイトで必死にお金を貯めたらしい。彼のかあちゃん、息子が長旅に出るというのに見送りもせず布団の中から眠そうな声で「いってらっしゃーい」だって。今、隣で寝ているこのフリーター君、鼻ピアスしていて、メガネもすごくオシャレ。白山というブランドでジョンレノンが愛用していたらしい。彼、英語は、全くダメらしい。況やフランス語をやって感じ。どうなるんか想像つきません。ハプニングだらけの旅になることでしょう。がんばってね!


学生にとってはありがたい大韓航空の安いチケットで行くのでソウルの金浦空港で乗り換えだ。フリーター君が韓国製のコカコーラをおごってくれた、韓国までの機内であげた僕のお気に入りの写真のお礼だと言って。缶にはハングル文字が書いてある。同じ味だった気もするし、韓国の香りがするような気もした。考え出すと訳の分からない味になってきた。素直に飲めばいいのに・・・。


このような旅で何がいるかなーと日本で必死に考えてもやはり不十分で、あれ持ってくればとさっそく思った。機内はとても乾燥するのでのど飴があれば助かる。
以前は機内サービスを十二分に楽しもうとはしゃいでいたけど、あれは疲れると悟って今回は食べて寝るだけ。ワインを飲んだりして眠気を増し、日本での疲れもとれるし、時差ボケも軽減されるだろうと、とにかくひたすら寝た。


神戸
[2005.07.09(Sat) 11:16] ぶどう摘み体験記Trackback(0) | Comments(0)
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プロフィール

高田耕造

Author:高田耕造

広島生まれの福岡育ち。高校は県立福岡高校。エスカレーター式に福高研修学園に進み浪人生活。その後、震災の年に神戸大学に入学。馬術部に入るも、馬の後ろ蹴りを受け、自分の鈍くささに嫌気がさすとともに馬に申し訳なく、退部する。部活をやめて、内なるエネルギーを学業に注ぐと思いきや、突然実家の福岡までチャリンコでGOー!3日間で福岡に到着。初日に5キロ以上体重が落ちたことに驚愕する。
体力もあり、爽やか青年のかっこいい旅物語のようにも想像されるが(されない?!)そうは問屋が卸さない。ゴール間近の3号線で「ビデオ・ランジェリー葉山」に気を取られ、その瞬間、ガードレールに激突。血だらけになりながら外れたチェーンを修理し、最後の帰路につく。
大学では神戸松蔭女子学院大学でフランス語をマダムたちと学んだ後、ボルドーへぶどう摘みに。このブログはその時の思い出から始まる。

在学中に結婚。はれてヒモとなる。奥さんに手作り弁当を手渡し、「いってらっしゃいまし」の日々。先日、ベリーズに住む友人とチャットをしていて「僕は妻と地球にパラサイト」っていったら素敵な表現だと褒めてくれた!「妻にパラサイト」が素敵?!
んなワケねーか・・・。サッカーのワールドカップ期間中、ベルギー国営放送のクルーたちとベルギーチームとともに日本を巡る。なんちゃってフランス語も時には役に立つ。先日の戦後60年に関するRTBFの取材は僕にとってもかなり勉強になった。
しかーし、リストラの波はヒモにもやってきた。ヒモ解雇。大学院を中退し、2004年から福岡で久留米絣の仕事に従事。
現在はまた神戸に戻ってきました!

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