Open↓
br> br>
神戸大学の国際文化学部というところにかつて在籍していて、言語論大講座に所属していました。その時に言語学者で中国語が専門の
中川正之先生に色々とお世話になったのですが、その中川先生の確か言語類型論っていう授業だったと思うのですが、その中で聞いた話が今でも忘れられません。
一昨日の話を書いた時に、思い出しました。折に触れ思い出す話です。
「分かる」と、「理解する」に共通する漢字は何か?その授業の中で問われました。
正解は「刀」です。
つまり、日本人が「分かる」や「理解する」という言葉でどういう事態を指しているかといえば、状況や人の主張が刀で切り分けた様に綺麗に「分かれる」ことを意味する、というわけです。だから、例えば意見を異にする人に対しても「キミのいいたいことは分かるけど、それちょっと違うんぢゃねーの」みたいな返答が可能になるという訳です。
一方、「分かる」や「理解する」を英語でいうと普通understandって素朴に思う訳ですが、そのとき英語話者がその使用に於いて含意するところは、日本語の「分かる」や「理解する」とは結構違うのです。
もう、お気づきになった方もいるのだと思いますけど、understandっていうのはunder(下)にstand(立つ)訳ですから、自ずとその対象となる人や主張を下支えし、サポートする、また同意をするといったことを意味してしまうというわけなんですね。だから、I understand you, but I cannot agree with you. とはなかなか言いにくいってことです。
だから、外交などの場面に於いても、そこら辺の言語間の意味の範疇や指示領域、含意の齟齬が意外に相互不理解の端緒となっている場合もある、といったことも言われていた気がします。僕の記憶は信用なりませんから、書きながら捏造している可能性は十分ありますので、悪しからず。
日本語の分かるとか理解するってのは、刀で切り分けるイメージですから、視覚的な感じはしますね。だから英語で近いのはseeとかになるんじゃないかと、思いますね。
あ、そういえば、
今日の内田樹先生のブログ、面白かったすね。
del.icio.usにpostしてます。
Close↑
もや(08/20)
kozo(08/18)
kozo(08/18)
kozo(08/18)
kozo(08/18)
kozo(08/18)
akihiko(08/07)
たろママ(07/24)
MOTOKO(07/03)
セバス(06/22)
しまざき(06/22)
大渕博樹(06/15)
たろママ(05/06)
松尾屋(05/01)
kozo(03/25)
たろママ(03/24)
ゴンザレス(03/11)
kozo(03/04)
kozo(03/04)
kozo(03/04)